卑弥呼ー22 道草 五

 「四」の続きです。
  現代人にとっては、「台風や津波」の予兆としか
   聞こえず、そのとどろきは、単なる物理
  現象なのです。しかし、古代人たる人麻呂に
  とっては、そうではなかった。
   それは、他でもない死者の声。死者がが生ある
  われわれに告げる声、その予告なのである、、と。
   そのような暦代(皇、すめろぎ)からのメッセ-ジ、
   今となっては、取って返すことができないけれど、
  行ってはならない破滅の道へ、迷い込んで
  しまった、もうその道からは逃れ出る事はで
  きないぞ!!。との 声 として受け止めて
  いたのである。
 ではその予告とは何か。
 一言で言えば、「王朝の滅亡の予告」だったのです
 二ニギノミコト以来、続いてきた九州王朝、その輝
  かしい歴史と伝統を誇ってきた王朝は、今滅亡の
 寸前にある。異域の白村江へと出兵し、おびただし
 い艦船と将兵を海の藻くずと化せしめた王朝、、、。
  その背後にはあまりにもおびただしい庶民の家々
 の犠牲と亀裂と悲劇を巻き起こした王朝、その王
 朝にはもはや滅亡の運命が近ずいていること、その
 日の近いこと、それを予告する、死者の声なのです。
 人麻呂は、そのとき、不気味に遠鳴りする海鳴りの
 中にそのような、まぎれもない「声」を聞き取ったの
 ではないでしょうか。

   秀抜の歌です(と古田氏が言っているのです。)
  
 全万葉集中、これほど深い歌、人間の心の底の
 魂の歌をわたしは知らない。おそらく、全人類の
 生み出した詩歌の中にも、類稀な歌なのでは
 あるまか。(古田氏云)。

  この、私にも、この歌(前出の歌も)からは、
  地底からエネルギーがほとばしり出るような、
  不気味な、恐ろしさを感じるのです。

  みなさんは いかがでしょうか

 又次へ・・・・・・・
  

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